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月収・年収と手取りの違い。給料からは税金や社会保険料が天引きされる。

会社から毎月支給されるお給料。

 

月収・年収と手取りの違いを正しく理解していますか。

 

月収・年収と手取りの違い

 

「そんなの知っているに決まっている。」という声が聞こえて来そうですが、特に社会人になりたての新人さんたちの中にはまだよくわかっていない人もいるはず。

 

また、社会人を長く経験している人の中でも給料から何が差し引かれているかよくご存じない方もいるのではないでしょうか。

 

あらためて会社から毎月もらうお給料について復習してみましょう。

 

 

月収・年収と手取りの違いは?

会社員は毎月、会社からお給料をもらいますが、そのお給料は満額が個人の手元に入るわけではなく、税金や社会保険料が差し引かれた状態で個人の銀行口座に振り込まれてきます。

 

例えば、月収25万円の会社員の場合、実際に個人の銀行口座に振り込まれるのは20万円前後になるでしょう。

 

このように、税金や社会保険料が差し引かれる前のお給料の額のことを「月収」や「年収」と呼び、そこから税金や社会保険料が差し引かれて実際に個人の銀行口座に振り込まれる金額を「手取り」と呼びます。

 

月収に対する手取りがどれくらいになるかは、年収に拠りますので一概には言えませんが、一般的なサラリーマンであれば月収・年収の7~8割程度が手取りになることが一般的です。

 

 

月収・年収からは何が差し引かれるの?

会社員であれば、給料から差し引かれている金額の大きさにうんざりしたことは一度や二度ではないはず。

 

会社員の月収・年収からは何が差し引かれているのでしょうか。

 

 

①所得税

国に対して治める税金で、年収に応じて5%~45%の税率となる累進課税方式(収入が多いほど税率が上がる)の税金です。

 

 

②住民税

都道府県、市区町村に治める税金で前年度の年収によって金額が決まるのが特徴です。

 

住民税は、所得に応じて計算される「所得割」と、各区市町村で定められた額で一律に課される「均等割」があります。

 

「所得割」の税率は10%、均等割は各市町村により異なりますが5,000円前後が一般的です。

 

 

③厚生年金の保険料

厚生年金は将来高齢になったときに国から年金がもらえる制度で、厚生年金保険料はその制度に加入するために支払っている保険料です。

 

おおよそ給料の9%程度が差し引かれますが、実は厚生年金保険料は会社と従業員の折半で負担することとされていて、従業員負担の約9%と会社負担の約9%があわせて国に治められています。

 

 

④雇用保険の保険料

雇用保険は、失業をしたときに失業給付などを受け取ることができるようになる保険制度です。

 

負担する保険料は、給与の0.3%~0.4%程度となっています。

 

 

⑤健康保険の保険料

健康保険は、怪我や病気で病院を受診する際に3割負担で医療サービスを受けられる国の医療保険制度です。

 

保険料は加入する健康保険組合によって異なりますが、給料の5%程度が一般的な保険料となっています。

 

 

⑥介護保険の保険料

雇用保険は、将来介護が必要になった際に介護サービスが1~2割負担で受けられる制度で、40歳以上になると加入義務が発生し保険料を納める必要があります。

 

保険料は加入する健康保険組合によって異なりますが、一般的には給与の0.8%程度の負担となっています。

 

 

まとめ

会社からもらうお給料の年収・月収と手取りの違いと、具体的に何が差し引かれているのかご理解いただけたでしょうか。

 

たしかに給料から差し引かれる金額は小さいものではありませんが、お給料から差し引かれて納めている税金や社会保険料で会社員は手厚く守られていることも知っておく必要がありますね。