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年金定期便とは?届く時期や届かない場合の対処法も。加入状況は必ず自分で確認しましょう。

社会人であればすでに何度か受け取っているであろう年金定期便。

 

毎回、ご自身の年金加入状況をきちんと確認しているでしょうか。

 

年金定期便と消えた年金問題

 

 

年金定期便送付の背景は「消えた年金問題」

2007年に持ち主不明の年金記録が約5000万件もあったことがわかり、大きな社会問題となった年金記録問題。

 

年金記録問題の根本的な原因は、管理元である社保庁にあると言わざるを得ませんが、この問題は下記のような原因を背景に起きました。

 

・紙で記録されていた年金記録をコンピュータに転記する際に誤りが起きた

・結婚して姓が変わった

・複数通りの読み方ができる名前

・転職時の手続きが適正に行われていなかった

 

問題発覚後、消えた年金について調査が進められ多くの年金記録について持ち主が判明しましたが、いまだになんと約2000万件もの年金記録が持ち主不明となっています。

 

この年金記録問題を受け、社会保険庁だけでなく加入者一人ひとりが年金の加入状況を確認できる体制を作るため、2009年4月から年金定期便の送付が開始されました。

 

 

年金定期便の種類

年金定期便には、大きく分けて毎年届く年金定期便と節目の年に届く年金定期便の2種類があり、それぞれ届く頻度や時期、記載内容が異なっています。

 

①毎年届く年金定期便

毎年届く年金定期便は被保険者の誕生月にはがきで届き、記載内容は被保険者の年齢によってことなります。

 

50歳未満の被保険者の場合
・直近1年間の年金記録
・これまでの加入実績に応じた年金額


50歳以上の被保険者の場合
・直近1年間の年金記録
・年金見込み額

 


②節目の年に届く年金定期便

節目の年に届く年金定期便は被保険者の節目と節目となる年齢(35歳、45歳、59歳)の誕生月に封書で届き、それぞれ以下の内容が記載されています。


35歳の被保険者の場合

・全期間の年金記録

・これまでの加入実績に応じた年金額

 

45歳の被保険者の場合

・全期間の年金記録

・これまでの加入実績に応じた年金額

 

59歳の被保険者の場合

・全期間の年金記録

・年金見込み額

 

 

 

 

 

 

 

「ねんきんネット」に登録すればいつでも加入状況が確認できる

「ねんきんネット」とは日本年金機構が運営しているWEBサービスで、登録することで24時間いつでもご自身の年金加入記録を確認することができるサービスです。

 

加入状況の漏れ・誤りの確認や、将来受け取ることができる年金額を確認するため登録しておくことをおすすめします。

 

登録の際には、ご自身の基礎年金番号(年金手帳や年金証書に記載されています。)を調べておくことが必要になります。

 

<ねんきんネット>公式サイト

https://www.nenkin.go.jp/n_net/index.html

 

 

年金記録に誤りが見つかったら

万が一、年金定期便等を確認してご自身の年金記録に誤りが見つかった場合はお早めにお近くの年金事務所に相談をしましょう。

 

近くに年金事務所がない場合には、電話による相談も受け付けてもらえます。

 

年金事務所に相談する際には、ご自身の基礎年金番号が必要になりますので、年金手帳の原本や控えをご用意ください。

 

 

年金定期便が届かない場合

年金定期便は何も問題がなければご自身の誕生月に届きますが、誕生月の直前に引っ越し等で住所変更をしている場合など住所変更の反映が間に合わず届かないケースも考えられます。

 

ご自身の誕生月に年金定期便が届かない場合には、早めに年金事務所に問い合わせをするようにしましょう。

 

 

まとめ

若い方にとっては年金をもらうのはまだまだ先、と考えてしまいがちですが将来誰もがお世話になる年金制度。

 

2007年に消えた年金問題が起きたように、「国に任せておけば安心」という態度ではなく、自分の身は自分で守るためにご自身の加入状況を把握しておくことが重要です。

 

そのための第一歩として次回届く年金定期便をきちんと確認するようにしましょう。